夜叉ヶ池伝説マラニック ― 2006年07月23日 21時41分21秒
朝2時過ぎからゴソゴソと音がして、起床、直ぐに体育館の電気がつき全員が起きだす。早速、前夜もらったオニギリを食べるが、一つしか食べれない。あとはバナナ2本で朝食は終わり。
体育館隣りの交流センター(女子の仮眠場所)前で点呼を受ける。「走りますか?」「走ります」のやりとり。
午前3時半にスタート、ここの標高が250m、真っ暗闇の中を登りが続き、直ぐに息も絶え絶えになる。午前6時前後だろうか、猛烈に眠気が襲い、気がつくと蛇行している。
やっと、林道の終点(標高752m)ここまで21km。エイドを受けて、トレイルシューズに履き替え、ここから山に入る。
アップダウンを繰り返しながら、少しずつ高度をあげる。
写真は、夜叉ヶ池への最後の登り(鎖場)
続く
夜叉ヶ池伝説マラニック ― 2006年07月23日 22時05分19秒
夜叉ヶ池にたどり着く。トップグループは霧で池が見えなかったそうだが、今は静寂の夜叉ヶ池が透きとおった水面を湛えている。素晴らしい!
ここで折り返し、スタッフが各人の写真を撮ってくれる。これがそのまま関門通過の証となる。今は眠気も治まったが、だいぶ時間を費やしてしまった。果たしてゴールできるのか、不安な気持ちで下り始めた。
林道を走るのが辛い、前後に人がいなくなる。やっと一般道に出て、エイドに何人かのランナーがいた。完走できる時間か聞いたところ、登り以外を走れれば完走できる、自分はそのつもりとのことを言われた。
ここからが長い、やっと早朝に出発した交流センターに11時20分に到着、関門40分前だった。このエイドでは、何人もの人がビールを飲んでいる。発泡酒でなくビールが200円、ツケでもOKとのことだが遠慮した。
走りながら歩きながら足を進める。幸い、曇りで太陽は出ていない、確かに暑いが、前日のように太陽が出ていたら、肌がジリジリするところだ。
前日からで通算100km(今日54.8km)、よし、少し希望が出てきた、あと34.7kmだ。
揖斐川沿いを走る。こんな天気の中、完走できなかったら、二度と難しいと思う。残りの距離が短くなるほどさらに走れるようになる。不思議だ!
神戸町のなかに入ると、なんとコース上でお祭りをやっている。思わずこのコースと聞いたところ間違いないとのこと。
昨日同様、屋台と人波の中、拍手を受けながら走る、気持ちが良い!
そしてゴールの公民館、関門の40分前。午後6時20分にゴールできた。
早速、ビールを飲んだ、美味かった。
隣にある入浴センターで汗を流し、帰宅した。
良い大会です。コースも素晴らしいが、エイドがまた素晴らしい。友人には是非勧めたい!
しかし、来年も出るかと問われたら、考えてしまう。
果たして完走できるかのか、たまたま今回の天気が味方したが、少しでも太陽が出たら難しかったと思う。
今は気持ちの良い余韻に浸っている。
写真は夜叉ヶ池の前で。
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