今日は文化の日か???2007年05月19日 22時04分48秒

 今日は体育会系でなく、頭に刺激を入れる文化の日となった。

東京ミッドタウンに行く、朝9時ごろということもあり、まだ入れないところもあったが、周遊。そして、まずは朝食と、オープンテラスでベーグルにカフェラテとあいなった。

その後、国立新美術館のモネ展に行く、既にオープンしており、若干の列に並んだが、比較的スムーズに入れた。
しかし、展示室に入ったとたん、大混雑。スタッフに聞いたところ、順路は特に設けていないので、外に出ない限りは自由に行き来して良いとのことだったので、迷わず、最後の展示ブースに向かう、ここまで来るとガラガラで、ゆっくりと一連の「睡蓮」を鑑賞した。
ゆっくりと戻りながら鑑賞していくが、この展示会の最大の魅力は、同じ場所を時間を変えて描かれた作品あるいは少し構図を変えた作品など、それぞれ所蔵が違う作品を比較して見れることにある。

「かささぎ」という作品に目が留まった。
雪景色のなかに、かささぎが一羽止まっている作品なのだが、正面、右、左と場所を変えてみる。照明のせいでなく、雪面がキラキラと輝いて見える。そして、かささぎの何ともいえない存在感、しばし見とれてしまった。
全体を二往復はしただろうか、途中少し休んだが、さすがに疲れ、展示室を後にした。

出口のところに、モネグッズコーナーがあった。
そこに、あの「かささぎ」のシルクスクリーンが販売されていた。限定数200、価格は98,000円だったか?、思わず買いたくなった。
うーん、悩んで、再び、本物の作品まで戻って鑑賞し、やはり圧倒的な存在感の違いを感じ、購入をあきらめた。
しかし、美術館を後にしても後ろ髪を引かれる思いだった。

 午後は、銀座に出て、ランニング仲間のHさんも展示している「鶴川流花押展」に行った。
それぞれの作品の説明を聞きながら鑑賞したが、本来は作品があって、その作品の署名として用いたものが今回は主役なので、その広がりを含めて非常に面白かった。

「文字」そのものの意味を理解し、そこから何を見出すか創造性が問われるという興味深いものとなった。

脳が刺激を受けた、良い一日だった。
なかのひと