北海道マラソン前々夜2006年08月25日 23時57分38秒


 明後日の北海道マラソン参加のため、仕事が終わってから札幌に向かった。本来は土曜日出発でも良かったのだが、土曜日の午前中のアディダスセミナーの抽選に当たったので、急遽、今夜となった次第だ。

宿泊はゴールの中島公園の横にあるホテルだ。部屋は14階なので、中島公園が一望できる。チェックイン後、早速、ラーメン屋に行った。夜も遅いので、ホテルから徒歩5分ほどのところにある「鴇の家(ときのいえ)」という塩ラーメンが美味しい店だ。風邪気味なので中ジョッキともちろん塩ラーメンを食した。
美味かった!!!

写真は、コース上の看板

北海道マラソン前日2006年08月26日 14時15分54秒


 朝起きて、早速、中島公園を30分ほどJOGした、まだ8時なのに結構日差しは強かった。
シャワーを浴びてから、アディダスのランニングセミナーに参加した。プログラムは、
1.目的を持ったシューズの選択方法
2.怪我予防と早期回復の為の『ストレッチ』と『アイシング』
3.パフォーマンスにつながる栄養補給
4.ランニングフォーム講座 ベストパフォーマンスを発揮するために

申し込み時には、たいした期待はしていなかったが、中々面白く結構為になった。(やるねアディダス!)

昼は、中島公園からすぐのラーメン屋「狼スープ」で有名な味噌ラーメンを食べた。美味い!昨夜の塩ラーメンも良かったが、この狼スープの味噌ラーメンも絶品だ!

明日のこの時間は走っている時間、気温はぐんぐん上昇、たぶん、30℃は超えているものと思う。過去何回も参加しているが、この暑さは半端ではない。いかに体を効率的に冷やすかが明日の課題だ。

写真は、パークホテル受付会場でのボランティア受付・・・このような方々に支えられて走れるのだ!感謝!

北海道マラソン前夜2006年08月26日 19時47分23秒


 15時前に中島公園を散歩、ゴール地点まで行ってみた。
観客席は出来ていて、ゴールのアーチに時計を付けているところだった。このゴール地点ラインを少し超えたところに時計と温度計が設置されている。
緑が一杯の公園にも関わらず27℃もあった、これが舗装路だと間違いなく30℃ではきかない。
しかし、明日ゴールする自分をしっかりイメージした。

 心配してもしょうがないのでリラックス、ススキノまで散歩、映画「UDON」の開始時間を見るとあと10分ほど、しかも今日から上映、迷わず入った。
中々面白かった、見終わったら無性にうどんが食べたくなったが、生憎とここはラーメンだらけ、残念ながら食べることは出来なかった。

夜、再び、中島公園に行った。写真はその時のもの。

北海道マラソン当日朝2006年08月27日 09時06分52秒


 熟睡して起きた朝、カーテンを開けると強い日差しを浴びた中島公園が目に入った。まさに快晴だ!

友人との待ち合わせは10時半なので、少し散歩に出た。
中島公園では、何人もの人がJOGをしている、レース本番に向けてのリセットなのだろうが、自分にはとても出来ない、とにかく体力温存だ。

ゴールを過ぎたところにある、温度計を見た。
朝の8時で、22℃、緑が多い公園でこの気温だ!レースは12時10分スタート、路面からの照り返しを想像するといやになるが、ここはポジティブに自分は夏マラソンが得意と思うことにしよう!

さぁ、これから準備して真駒内競技場へ向かおう!

写真は、中島公園の温度計

北海道マラソン2006年08月27日 20時55分07秒


 友人とタクシーで真駒内競技場に行った。所要時間は20分弱、すでに気温が高い、ここは体力温存だ!

競技場内に入り、ナンバー順に並ぶ、場内アナウンスで只今の気温30.8℃とのこと、かつて無い暑さだ。

12時10分にスタート、団子状態だが4時間以内のランナーしかいないのでストップすることはない。昨年すごい登りに感じた3km地点まで、今回はなんとも無く通過、ただし無茶苦茶暑い!

やがて下り、ここは一気に行けるのだが、あまりの暑さに体力温存の気持ちがよぎったのか、あまりペースは上がらなかった。

5,10,15kmと進む、給水ではコップがないので、手ですくって飲んだり、頭から被り、動脈のある首の横を冷やす。

中間点を通過、女子のトップは千葉チャンではなかった、やがて千葉ちゃんが見える、「ベストスマイル」と大声で声援した。

折り返しで友人を探すが見えない、かなりのペースで通過してしまたのか?

アナウンスが聴こえる「ナンバー○○、歩道に上がってゼッケンを外して!」つらい響きだ、他人事ではない頑張らねば!30km手前の給水でコップがなく、ここで初めて水ではなくスポーツドリンクをボトルごと貰う、美味い!

それしても友人が見えない、ここで会えないともう対面場所はない。
頭がボーとしてきた、給水のたびに頭から水を浴びる、氷を貰い帽子の中に入れても全く冷たくない。

大通り公園に入る、凄い声援、40km関門をやっと通過、のどがカラカラ、ススキの入り、立ち止まりガブガブと飲む。中島公園に入る、攣りそうになり思わず止まる、少し歩き、そろそろと再び走り始める、そしてゴール。

なんとか完走できた。昨年のこの大会から4時間を切れなかったので、一年ぶりのサブフォーだ!何杯も水を貰い飲み、氷を貰いアイシングした。

以下、自己計測タイムです。
5km 27’07”
10km 26’02”  53’09”
15km 26’23”  1h19’32”
20km 26’52”  1h46’24”
ハーフ 6’07”  1h52’31”
25km 20’42”  2h13’13”
30km 28’15”  2h41’27”
35km 29’12”  3h10’39”
40km 31’23”  3h42’03”
フル  16’24”  3h58’26”
  
走り終わって、シューズを見ると、アッパーが塩を吹いていました。
それにしてもミズノのオーダーシューズ、宮本さん感謝です!

写真はゴール後、荷物受け渡しのボランティアに撮ってもらいました。

北海道マラソンのかかえる問題2006年08月29日 18時01分38秒


 北海道マラソンの完走率が分かった。

なんと、52.4%!

今まで最も少ない完走率だ、2,000人のランナーがリタイアしたことになる。収容バスも大混雑だったのだろうか?

 やはりエントリー要件に問題があるのかもしれない、フルマラソン4時間以内での実績を基にしたエントリーは問題ないが、何故ハーフマラソンで2時間でもエントリー可なのだろうか?
ハーフマラソン1時間59分のランナーがフルで4時間を切るのは至難の技だ、よっぽど条件が良くてもサブフォーは難しい、誰が考えても分かる。

これだけの収容なのに、たいした混乱はみられなかった。(少なくても自分には)。よほど手際が良いのか、あるいは、ある程度想定していたことなのか勘繰ってしまう。

あの暑さの中、給水が追いつかないエイドがまま見られた、わたしも一回ぐらい抜いてもと思ったが、考え直し、両手で水を受けて口に含んだ、結果それが良かった。
何しろこのような給水エイドが次も続いたのだから!
水はある、コップが圧倒的に足りないのだ、あの暑さだから一人で二つのコップを持つのは充分に想像がつく、しかも、前方のテーブルで取り、飲み、体に掛けて走り、後方のテーブルで再び同じことをする、一人で4個だ、足りなくなる訳だ。

こんな光景を毎回目にしている、だから、自分は最低限とコップ一個しか取らないようにしている。
後方から来るランナーにこそ、十分な給水が必要なのは分かりきっているからだ。

写真は、シューズのアッパーにまで塩が吹いた図
なかのひと