東京ダモイ ― 2006年09月17日 00時22分54秒
今年の江戸川乱歩賞受賞作の「東京ダモイ」(鏑木蓮著)を読み終えた。
一月以上も前に買ったのだが、どうも重そうな内容だったので読むのを躊躇していた。それが体調が悪く、昨日今日と床に伏せていて、少しずつ読み進めた。
「ダモイ」は帰郷を意味する。1947年のソ連イルクーツク州の俘虜収容所の人を人と思わない、平和ボケした自分には想像を絶する営みと事件、それを現代の人模様と俳句を通じて解き明かしていくものだ。
ほぼ60年の歳月をどのように展開していくのか、多少の展開に無理があるかもしれなかったが、充分に読み応えはあった。
それにしても、「ダモイ」重い響きだ。
丁度、日経先月の私の履歴書が「小堀宗慶」、やはり、その大半が大戦後のソ連の収容所の話しだった。決してフィクションではなくそのすべてが事実なのだ。
若い頃は、この手の話は敬遠してきた、実は今でもいやだ。でも厭だというのは、少しは知っているからそう言えるのであって、本当に何も知らなければそのような言葉も発しないのだろう。
だからこの歳になって遅いかもしれないが、少しはちゃんと正面を向かないといけない。
コメント
_ Ike ― 2006年09月18日 22時48分39秒
体調がすぐれないとか。北海道の疲れがまだ残っているのですか?はやく元気になってください!
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