安政遠足(とおあし)侍マラソン2007年05月13日 22時53分47秒


 安政遠足(とおあし)侍マラソン(群馬県安中市)に三年ぶりに参加した。
この侍マラソンは、日本でもっとも古いマラソンにちなんで行われているもので、今年で33回を数えているが、多くのランナーが仮装をして走るということでテレビニュースなどでもよく知られている。

最古のマラソンの所以は、江戸時代後期の安政2年(1855年)に、安中藩の藩主、板倉勝明が、藩士を安中城から碓氷峠まで競わせた「遠足」について記した古文書が、1955年に地元の旧家から発見され、組織的に競った、つまり競技としてのマラソンの記録としては最古とされたところからきている。

コースは、群馬県安中市の旧中山道沿いに行われ、碓氷峠越えの約30kmコースと、峠ふもとまでの約21kmのコースの二つあるが、わたしは前回に引き続き、峠コースを股旅三度笠の格好で走った。

21kmコースに参加の友人と一緒に走ったのだが、まずスタートは最後尾、ここから色々な仮装を見て、話しをして、楽しみながら、ゆっくりと抜きながらのランになった。

太陽が照りつけるようなことは無かったが、蒸しており、仮装でも被り物をしているランナー達は、息も絶え絶えというような感じで足を運んでいた。色々な仮装の方たちがいるが、やはりその時々のトレンドを象徴する仮装がある一方、侍・武士の格好や、物(釜飯、電車)などもあった。

横川の関所を越え、21kmコースの友人と別れ、峠に入ると、ランナーもぐっと少なくなる。また、沿道の応援もないので、被り物を脱ぎ、ゼイゼイしながら登っていくランナー達がいる。わたしも暫くは快調に足を運べたが、萩往還の疲れが残っていたのか、最後の数キロは歩きが入ってしまった。

ゴールは、熊野神社(旧軽銀座の山に進んだ場所)、茶店が数箇所あり、食券を使い、蕎麦と餅をいただける、わたしはモリソバと辛味餅に舌鼓をうちました。
そしてバスで会場まで送ってもらったが、疲れもあり爆睡、そして、最後に、入浴券で、礒部温泉のめぐみの湯に浸かり帰路についた。

食事と温泉がついて、しかも大いに楽しめて、良い練習にもなる、なんか格安で良い大会と改めて思った。

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